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こども食堂

「こども食堂」をご存知ですか? マスコミの報道も最近は多くなり、なんとなく聞いたことはある、という方も少なくないと思います。今、全国のいたるところで行われている活動なのです。新潟県でも新潟市や上越市でも行われており、柏崎市でも始まりました。目的としては、「共働き世帯やひとり親世帯の増加など、子どもを取り巻く環境が大きく変化しており、子どもたちが一人で食事をする「孤食」が新たな地域福祉課題として顕在化しています。子どもたちを地域で見守り育むことを目的とし、食事を通じて学びや暮らしを支援するこども食堂を市民ボランティア等の協力を得ながら開設します」とあります。柏崎市では昨年12月2日に初めて行いました。今回は2回目の実施となります。

今回は2か所で行います。期日は、3月10日(金)の夕方です。会場によって時間が異なりますので確認してください。「柏崎小学校区の幼児から中学生まで及びその保護者」と「比角小学校区の幼児から中学生まで及びその保護者」を対象とし、会場はそれぞれ、「北園町集会所」と「柏崎市総合福祉センター」です。参加費は一人200円で、3月7日(火)までに社会福祉センター(TEL22-1411)まで連絡をお願いします。開催当日まであまり時間がありませんが、対象地区の方々で、声を掛け合いながら参加してほしいと思います。

今日は、社会福祉協議会でこの「こども食堂」について、担当の小竹さんと加藤さんからお話を聞かせてもらいました。

○前回は12月2日(金)に総合福祉センターで比角小学校区の子どもたちを対象にして行った。参加者は24人、ボランティアは18人だった。

○参加者に事前に申込んでもらうことで、保健所の営業許可が不要になる。

○食材は主に寄付によるもので、それ以外の経費は参加費の範囲内でまかなっている。もし不足分が出たら社協費から補充する。

○ボランティアの登録は現在22名。登録の広報は行っていないが、個人的に登録したい場合は社会福祉協議会まで連絡を。

○来年度は4月から定期的に月1回の予定で開催していく。会場は少なくとも総合福祉センターとするが、複数会場で行うこともある。また、月に2回以上それぞれ別の会場に行ったりすることも検討している。

○フードバンク新潟と連携していきたい。

とのことでした。柏崎市としては始まったばかりの活動なので社会福祉協議会が音頭を取って開催していますが、それが町内会やコミセン、あるいは個人としての活動に移っていくと、さらに広がり、大きなムーブメントになることも見えてきます。社会福祉協議会の小竹さん、加藤さん、ご説明ありがとうございました。

なにはともあれ、この「こども食堂」の正しい認知を広めていくことが第一です。近くで開催されている子ども食堂をのぞいたり、ボランティアとして参加したりして、実際の様子を見て感じて、知り合いの人たちに情報を拡散してほしいと思います。まずは3月10日に参加してみてください。

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