Jアラート 新庁舎建設特別委員会
今朝6時過ぎに突然でした。初めて訓練ではなく、全国でJアラートが使われました。地震かと思い緊張しましたがミサイルでした。
この通知を受けたとき、一瞬「戦争が始まった」と思いました。ミサイルと聞くと私は「湾岸戦争」を思い出すのです。1991年1月に多国籍軍がイラクを攻撃した戦闘です。当時私は見附の中学校に勤務していました。「戦争が始まった」との報道を聞き、学校の昼休みに生徒を視聴覚室に集め、テレビを見せたことを思い出します。当時は各教室にはテレビがなく、学校で生のテレビ映像を見せることなどほとんどありませんでした。それを校長に頼み込んで生徒に見せた記憶があります。あの映像が日本でも行われるのかと考えると背筋が寒くなりました。しかし、そういうこともなく、ミサイルは北海道上空を通過したとのことでした。
ミサイルが発射されたからといっても正直何もできないと思ってしまいます。直撃されれば頑丈な建物の中にいてもひとたまりもありませんし、原発を破壊されれば逃げ出すにしても…想像ができません。
正常性バイアスをもつことは仕方がないことかもしれません。どこか他人事のようだったり、確率的には自分は被害を受けることはないと思ったり、…そう思うことで自分の心の安定をはかっているのだとは思います。そう思うことが被害を拡大させる原因の一つだということは先日「釜石の奇跡」の講演を聞いて分かっているつもりなのですが。
それにしても、今回のJアラートの件で新潟県では小千谷市、糸魚川市、阿賀町で、その伝達でのトラブルがありました。携帯やスマホを持たない人にとって、防災行政無線は情報を知る重要な手段です。情報が伝わらなかったり、誤った情報が広がったりしないようにするための確認を確実にしておいてほしいと思います。
午後からは新庁舎建設特別委員会が行われました。今日は議会図書室の設置場所の議論や議場に設置する器具の説明などでした。議会図書室については、市民に開放し市民が利用しやすいようにするためとセキュリティなど管理を確実にするための両面について、より適切な場所や管理方法はどうあるべきなのかを話し合いました。具体的には議会図書室を、1階の議場の隣にして市民に利用しやすくするのか、本館2階の議会事務局のそばにして管理を確実にするのか、です。今日は結論が出ませんでしたので、各会派で検討したものをまとめ、9月上旬には議会としての結論を出します。それを受けて、実施設計を行い、今年度中に実施設計を完成させるスケジュールには変更ありません。