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わくわく柏小シアター


今日は柏崎小学校5年生による演劇、わくわく柏小シアターが行われました。毎年柏崎小学校に関わるものをテーマにした劇を披露しています。今までは「青い目の人形」「虎のはく製」「母子像」などをテーマにしてきました。今日のシアターは、学校の中庭にある「ひょうたん池」をテーマにした劇でした。毎年のことですが、小学生らしくない(誉め言葉です)表現力、発声など、素晴らしいお芝居でした。演技指導をされている今井明さんの適切な指導があったがためだと思いますが、それに応えた子どもたちも素晴らしいです。

中庭にあるひょうたん池に子どもが落ちてけがをするから埋めてしまった方がいいのではないか、と提案があります。賛否の意見が出るのですが、ひょうたん池の生き物が、それぞれの思いを子どもたちに伝え、ひょうたん池の存続が決まっていくという物語でした。

中嶋校長先生が原作を書いたというのですが、ユーモアあり、感動ありの印象深い内容でした。

柏崎小学校の行事にはいつも「つな」「がり」「マン」が出てきます。学年の仲間とつながり、上級生下級生とつながり、地域の方とつながる、というつながりマンです。こういう演出は子どもたちに大勢の人との交流の大切さや仲間に支えられているという安心感、地域に貢献していこうとする気持ちを育てるためにも効果的だと思います。私の子どもの頃にこのつながりマンがいたら、もっと違った人生だったかもしれないと思います…。

5年生は演劇、6年生は進行や来場者の案内などのおもてなし、4年生は来場者へ渡すしおりのプレゼントづくり、1~3年生は元気のいい歌と拍手など、全校児童一人一人に役割がありました。4年生以下の児童は上級生を見て、自分たちの将来の姿を想像していたと思います。5・6年生はかっこよかったでした。

また、今日は枇杷島小学校の6年生も参観していました。小学校の取り組みとしてこのような演劇が広がっていくといいと思います。

個人的なことですが、私は大学生の頃、アクターを目指しある劇団の入団試験を受けたことがありました。合格はしたのですが、諸事情で入団しませんでした。そういうこともあり演劇には思い入れがあります。だから、小学生のうちからこんな舞台でお芝居ができるなんて羨ましく思います。一生の宝物になるのではないでしょうか。スポーツと同様に、演劇も若いうちに経験しておくと将来の進路決定をする時に役に立つと思います。

柏崎小学校の皆さん、ありがとうございました。

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