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防災士ステップアップ研修 期日前投票

今年になり市内の小中学校の避難訓練等に防災士を呼び、その活動を評価したり、クロスロードゲームを指導してもらったりする学校が増えてきたように思います。私もこれまで、柏崎工業高校と柏崎東中学校へ訪問しました。まだ一人で生徒に指導したりすることは難しいと思うのですが、それができるように研修を積んでいます。

今日は柏崎防災チームの防災士ステップアップ研修が。西分署を会場に行われました。今日の研修は10月18日と20日に訪問依頼がきている学校での指導の打合せ、クロスロードゲーム、近藤消防長によるお話でした。私にとって大変興味深い話を聞くことができました。以下抜粋です。

・スプリンクラーは室温が70℃くらいで作動するようになっている。柏崎市内の小中学校には設置していない。

・火災の消火をする際、ゆとりがある場合には、1階の物品や廊下にブルーシートをかけ、水浸しにならないように配慮している。火の勢いが強かったり、家中に火が回っているときにはできない。

・太陽光パネルがあるとき、その上に乗って消火活動をすると感電する場合があるので気を付ける。

・家庭で火が出たとき、火が天井についてしまったら自分で消火することはあきらめた方がいい。火が天井裏に移ると火は横に走る。火が天井に届くのは出火後3分程度なので、それまでで初期消火ができれば行えるが、無理はしない。

・はしご車は1台2億円くらいする。

・柏崎市では消防(救急)の車両を使い、医療センターの医師を乗せて災害現場に行き、処置できるようになった。

・ドクターヘリは新潟県に2機、長岡と新潟にある。長岡へは10分、新潟には20分程度で行く。この新潟県くらいの規模で2機あるのは珍しい。今年になって柏崎市では100回くらい利用している。ドクターヘリは1回利用すると利用者負担として6000円くらいかかる。

・防災ヘリは新潟県に1機あり、その利用(救助された場合でも)は無料である。

・柏崎市には救急の病院が3つあるので患者のたらいまわしにようなことはほぼない。

・消防士では多くの資格を取る必要がある。近藤消防長は30くらいの資格をもっている。救命士の場合、医療行為的なことをすることが増えてきているので、その研修も重要である。

こういう防災に関する研修は定期的に繰り返して知識としても確実に定着させていくことは大切だと思います。子どもたちの防災の知識を増やし、防災の必要性を理解し、ときには避難所でリーダー的な役割を担えるくらいの気持ちを育てていけるような防災士になりたいと思っています。

今日は新しい仲間も増えました。もっと仲間が増え、柏崎市の防災力の層を厚くできればいいと思っています。

さて、今日から衆議院選挙の期日前投票が始まりました。政権選択の選挙です。どうせ自分の1票では国は変わらないから…と投票しないようなことがないようにしてほしいと思います。世間では大きく3つの選択肢での投票を考えてほしいと報道もされています。

市議会議員の中には政党に所属している議員も少なくありませんので、その方々は所属政党への投票を呼び掛けていることになります。私はといいますと、どこかの政党に所属しているわけでもないので、この政党、この人、ということはないのですが、政権を担えるだけの「2大政党」が日本でも育ってほしいと思っている一人です。日本の与党は自民党だけしか担えない、ということがないようにするべきだと思っています。しばらく前にはそうなりそうだった時期もありましたが…。

正直自民党は巨大になり過ぎたように思います。最近の民意をないがしろにしていると感じられるような政治は、これまで積み重ねてきた(?)自民党の「おごり」の集大成のようなものではないかとも思うのです。いつ野党になるかわからないくらいの均衡した中だと、「お友達」とか「忖度」とか「利権」とかの言葉が政治に使われることは無くなると思います。・・・う~ん、どうでしょうか。

別に自民党が良いとか悪いというのではなく、政権を担えるような2大政党の実現を目指すべきだと私は考えています、ということです。

皆さん、投票には行きましょう。

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