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議会報告会2日目

今日は議会報告会の2日目でした。昨日お知らせしたように比角コミセン、中鯖石コミセン、市役所会議棟101会議室で行われました。私は中鯖石コミセンに参加しました。

中鯖石コミセンには10人の参加者がおり、大変活発な意見交換が行われました。活発だったのですが、正直かなり厳しいご意見が多くあり、議会としてもこの議会報告会の在り方、資料のまとめ方についても考えさせられました。市民目線に立った報告になっていなかったのではないか、と思うと同時にご意見や質問を受け止めた回答をするのではなく、議会としてやっていることを言い訳がましく言ってしまうと参加者の気持ちが離れてしまうものだとも感じました。これは今回に限ってのことではなのですが、だからといって出された質問や意見を「承りました」や「当局に伝えます」「検討します」と言うだけでも参加者は納得してもらえていないようにも感じました。個人の報告会でないだけに、議会としての発言を求められるという立場では、なかなか言いたいことが言えないこともあるのは確かです。難しさを改めて感じました。今回参加してくださった皆様はどう思われたかは分かりませんが、私にとっては勉強になった大変有意義な議会報告会でした。以下はそれらのご意見の抜粋です。

・議会として当局に何を要望して、そのうちの何が事業として実現できたのかが知りたい。市が行った事業に対してチェックするという立場は分かるが、事業実施に対して議会がどういう動きをしたのかが知りたい。

・今回の資料は市長に提出するための形式のようなので、報告会には市民向けの形式にしてもらいたい。また、評価シートの点数が会派ごとにだいぶ違うのはどういう理由なのか。評価の視点などが共有化できていないのではないか。

・48の施策があるというのなら、それがどんな施策なのかを記してほしかった。48の施策を全部評価した上で、その中の3の施策を載せた資料であったようだが、資料の文言が分かりにくかった。

・評価するためには目標としての数値が必要だと思う。議会としてそのような評価の数値を明確に表すように市に要望してはどうか。

・前回の回答の資料では、意見を受けての市の回答だけではなく、議会としてその意見を受けてどこで(どの委員会で)、どのような動きをしたのか、というようなことを記して、議会としての動きが目に見えるようにしてほしい。

これ以外にも報告した事業に対しての質問やご意見がありました。

このような質問等に対して私の個人的なことを言ってしまったことは適切ではなかったと思いますが、少しでも議会としての具体的な動きを紹介したかったという気持ちがありました。

議会としては市の事業の実施状況や予算の執行状況などをチェックしているというのは分かっても、市が行う事業についてどれだけ議員として要望したことが実現できているのかがはっきりしなければ、市民の気持ちや願いは市へ伝わっていないのではないか、と思う市民もいるかもしれません。今回の報告会ではどんな事業が実現したかなどを伝えられませんでしたが、会派としての要望、議員の一般質問などが実現されたことは少なくありません。そういうことを市民は知りたいということも分かりましたので、報告会や資料の在り方を変えていくことも必要なのかもしれません。

開かれた議会というものは市民の意見を聞いたり意見交換をするだけではなく、市民が何を望んでいるのかということをしっかりと把握することから始まると思います。私は今回広報広聴常任委員会ではなくなりましたが、いろいろな機会、場面で市民の皆様の声を聞き、それを伝えていきたいと思います。

明日以降の予定は以下の通りです。時間帯は午後7時から午後8時30分頃までです。

明日8日(水)の開催はありません。

11月 9日(木) 荒浜コミセン・田尻コミセン・高柳コミセン

11月10日(金) 中通コミセン・上米山コミセン・鵜川コミセン

お住まいの地域ではなくてもかまいませんので、時間に都合をつけられ、ご参加をお願いします。お待ちしています。

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