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新潟産業大学創立70周年記念 議会報告会4日目


今日は新潟産業大学創立70周年記念式典と講演会が行われました。産大は現在でこそ4年制大学ですが、昭和22年の創立当初は柏崎専門学校であり、その後短期大学を経ています。その間柏崎市としても物心共に多くの補助をして、柏崎市の4年制大学として一緒に歩んできました。

70周年というと、柏崎市立の中学校が創立70周年でした。先日もこのサイトに記しましたが、私も第一中学校の記念式典に参列させていただきました。

70年前には小学校はすでにできてはいましたが、中学校とともに産業大学(当時は専門学校)は同じ時を重ねてきたのですね。

記念講演では文部科学審議官の小松親次郎様が「地方創生と大学」をテーマに講演を行いました。現在の文部科学審議官としての立場で、地方の大学の生き残りなど全国的なデータを基にお話しくださいました。例えば、新潟県では4年制大学への進学者は多くはないのですが、短大と専門学校への進学者を含めると全国でも上位の進学率なのです。また、新潟県の高校卒業生が選ぶ進学先は県内よりも東京を含むその周辺の大学が多くなっています。18歳人口の経緯を20年くらい先まで予想して、いかにして新潟県の大学が生き残っていくのかを考えました。

今、柏崎市ではこの新潟産業大学の今後を、公立学校法人化を含めてどのようにしていくのかを検討している最中です。大学としても、自身で魅力ある大学をどう創っていくのかを様々な角度から見直しているはずです。今日の講演や「柏崎学」などでの地元への寄与を含め、大学存続等に向けた提案を市に提出することになっていると思います。一つ一つの取り組みは分かるので、将来を見通した「大学経営」をどうしていくのかを示すことで市民を納得させられるようにしてほしいと思います。

また、今日は議会報告会の4日目、最終日でした。私は今日の分担がありませんでしたので、各会場の様子は分かりませんが、前回5月に行った今年度1回目の議会報告会の参加人数より合計ではやや少なかったのではないかと思います。

参加者が多ければそれでよし、というわけではありません。そして、報告のための、アリバイ作りのための、議会報告会であっては意味がありません。市民の皆様に議会の活動を理解していただくためにはどうすればいいのか、議会を通して市の取り組みに物申すような意見交換会的な報告会にしてはどうだろうか、など考えていきたいと思います。

今回の議会報告会へ参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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