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会田前市長との勉強会 明日はミニ集会(桜木町)


今日は会田前市長を講師に迎えた勉強会に参加しました。会田市政12年間をご自身で評価するというか行ってきたことを振り返り、当時の柏崎のことを話してくださいました。そのことから、これからの柏崎市の方向を見出していくことが我々の役割だと思います。

こんな話が出ました。抜粋します。

・中越沖地震の時に、地元力、市民力、支え合う力という力の大きさを感じた。

・柏崎市が一つになれない要因の一つは原発だと思う。それ以外もあるが…。

・国は景気が良くなってきたと言っているが、地方、中小零細企業には及んでいない。

・柏崎は何となく元気がない、活気がない、と言われている。原発が停まっているから経済が低迷しているという声もある。しかし、特に原発停止によるものは限定的である。平成11年に小松エスト、13年に日石加工とNECが撤退したことによる経済の低迷感があるのでは。

・原発の再稼働は、最終的に東電を市民がどれだけ信用できるかどうかにかかっている。

・人口減少は若者が市外へ流出することの影響が大きい。しかし若者が市外に行くことは今に始まったことではない。これからはより、地元への愛着と誇りがもてるようにしていく取り組みが大切。

・災害に強いまちづくり、安心安全で心豊かに暮らせるまちづくり、を目指した。

・明日のまちづくり事業に関わった若者たちが、今は防災行政無線の開発に取り組んでいる。

また、原発に関して会田さんは否定的だったような書かれ方をしていますが、決してやめるべきだ、廃炉にすべきだ、と言っているわけではなく、今日の話を聞くと、現桜井市長とほぼ同じことを主張してきたと受け取れました。平成7年頃には市の歳入の3割くらいが原発関連でした。今は15%くらいになっています。これは固定資産税の減額が大きいということです。これから長期的に考えていくと、いずれはこれが0に近づいていくのだと思われます。その前に「原発に頼らない地域の経済産業構造」をつくらなければならない、と会田さんは言い続けてきたのです。何の問題もないどころか、正しい方向を示していると思います。それが今の桜井市長に受け継がれていると思います。

また、ここには書けないような話題も出ました。

会田市政には様々な批判があり、その中には事実無根のこともあったと思います。当然その前の西川市長との比較も出されたでしょう。しかし、この12年間に意味がなかったということは絶対にありません。逆に新しい視点で物事を見ることができるようになり、大きく飛躍したのではないかと思います。

それにしても物事への批判や毒舌を聞くことは刺激的で面白く感じる人が多いと思います。だから誰かの不祥事について突っ込んだ発言に人は飛びつき、発言者は一種の人気者になるときもあります。しかし、そういうことはものごとを前進させることは少なく、ゴシップ好きな人にはうけますが、事象をよく考えてみると本質がずれていることに気づくこともあります。批判したり、不祥事を質すことは必要です。しかし、ものごとが決まった後でも決定したことに協力しなかったり、いつまでも反対を主張し続けることがあっては、市としてまとまらなけれなならないことでも気持ちが一つになりません。よく分からなくなってしまいましたが、とにかく、これからは市が一つになって物事に取り組めるようにしていきたいと思います。

明日は私のミニ集会を開催します。櫻井市長も駆け付けてくださり、ごあいさつもいただけます。

日時:11月24日(金) 午後7時~8時

会場:桜木町公会堂

私としては、このようなミニ集会を行うのは初めてです。内容は、あいさつと私の議会報告、その後意見交換ができればいいと思っています。あまり積極的な広報もしておらず、天気も心配なため、何人集まってくださるのか分かりません。地元の皆様だけではなく、少しでも大勢の皆様からお集まりいただけると嬉しいです。明日はお待ちしています。よろしくお願いします。


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