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政策検討会議勉強会

今日は議会の政策検討会議が主催した勉強会が行われました。この政策検討会議は柏崎市議会が今年初めて立ち上げたものです。取り組むテーマは、柏崎市内の課題を会派から洗い出してもらい、その中から全会派の同意を得て、一つに絞ったものです。今回は「食品ロス削減」をテーマとしました。このテーマについて全員が共通認識をして、柏崎市の現状を把握し、同一の方向を向いているとは限りませんでしたので、まずは勉強会を開いたということです。

今日の勉強会には、新潟県県民生活・環境部廃棄物対策課課長補佐の栗林英明様を講師として招き、「残さず食べよう!にいがた県民運動」~食品ロスの現状と課題~についてをテーマに、講演をいただきました。資料を作ってきていただき、それに沿って、丁寧に、また、あらかじめ質問を出しておいたものについても分かりやすく説明してくださいました。以下はその抜粋です。

○新潟県の1日一人当たりのごみ(一般廃棄物)の排出量は1030g。全国平均より多い。

○食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のこと。日本では毎年621万トン食品ロスが出ており、その中の282万トンが家庭から出る量、他は事業系から出る量である。家庭から出る食品ロスの量の約2割は賞味期限前のものである。国民1日一人当たりの食品ロスの量は134gになる。

○生ごみの内訳は、過剰除去(使えるのに多く取り除いたもの)が15%、食べ残しが11%、手つかず食品が4%、調理くずが68%である。

○平成の初期から食品ロスについての意識が高まってきた。「残さず食べよう!にいがた県民運動」は平成28年度から始まった。

○事業系の食品ロス削減としては、「食べ残しを減らそうキャンペーン」「NPO団体と協力した期限切れ間近食品の有効活用(フードバンクにいがた)」「3R取組企業支援事業」などがある。

○残さず食べよう!にいがた県民運動への参加状況は、平成29年12月段階で、協力店が40店舗、参加県民が1690人となっている。

○国の取り組みとしては、「食品ロス国民運動」「外食時のおいしい食べきり全国共同キャンペーン」「廃棄物処理基本方針における目標設定」などがある。全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会には、全国で312自治体が参加し、新潟県からも8市が参加しているが、柏崎市は参加していない。

○県内の取り組み状況としては、「新発田市:食の循環しばたもったいない運動」「妙高市:もったいない!食べ残しゼロ運動」「小千谷市:小千谷のごっつお食べきり運動」「糸魚川市:20.10.0運動」などがある。

このほかに、質問事項として出してあった、「食品ロスが引き起こす弊害」「3分の1ルール」「フードバンク活動、ドギーバック普及活動、エコフィードなどの広がり状況」「学校での食育と食品ロスとの関連」「バイオガス化による食品リサイクル事業の現状」「広報、啓発活動」「条例化していくための関連法令」などについても回答していただきました。

この勉強会を受けて、政策検討会議で検討を進めていき、議会として柏崎市に食品ロス削減に向けての提言を示していけるようにしたいと思います。

栗林英明課長補佐様、大変ありがとうございました。

学校が冬休みになり、生活困窮者自立支援事業の一環として行っている学習支援が集合型で行われています。冬休みは中学3年生にとって高校受験前の追い込み時期ということで、3年生の参加者も多く、みんな気合が入っています。中学3年生だけではなく夏休み同様に小学生も来ますから、会場が手狭になっているくらいです。どこか他にゆとりがもてるような会場があるといいと思います。

私も指導者の一人として要請があるときには参加しています。中学の数学しかしっかりとした指導ができない私ではありますが、この受験前の中学3年生の数学の指導者としては少しは役に立っているかもしれません。

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