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最後の柏刈中学校陸上大会


今年を最後に新潟県では春の中学校の郡市大会がなくなります。柏崎刈羽の地区もご多分にもれません。今日はその陸上競技大会がありました。第64回を数える大会です。私も出場した大会でもあり、大変感慨深いものになりました。私が選手で出場した頃は競技場はまだ土のグラウンドで、選手も1000人を超えていたのではないかと思います。今年の出場選手は315人で、だいぶ少なくなりました。その大会の最終回を役員をして締めくくれることも嬉しいことでありました。

今回が最終回となる大会ということもあり、閉会式での話を聞いているうちに目頭が熱くなってきました。確かに私の青春の一部はこの柏刈陸上大会にありました。

今から40年くらい前では、「柏刈を制するものは県を制す」という言葉があり、どんなスポーツでも柏刈地区は県のトップクラスのレベルでした。当時はその言葉にプライドをもっていました。きっと今でも同じことなのだと思います。

また、陸上競技では柏崎刈羽の合言葉として「柏刈はひとつ」を掲げています。この写真にも横断幕が写っています。とかく陸上競技は個人スポーツと言われることが多いのですが、柏崎刈羽の地区では、学校にこだわらず、地区が一丸になり選手の競技力向上のために支え合い、指導し合うことが当たり前になっています。練習で陸上競技場に行けば、そこで練習している他の学校の顧問の先生が当たり前のように自分の学校の選手と同じように指導をしてくれるのです。こういう雰囲気のある地区が強くならないわけがありません。

私がよく言っている「柏崎の教育水準は高い」というのは、こういうスポーツ関係でも表れているのです。

柏崎刈羽中学校陸上競技大会では、各種目ごとに優勝杯や優勝盾が授与されています。写真で机の上に並べられているのが個人種目の優勝盾です。その授与も今日が最後になりました。この杯や盾は32種目分あり、その寄贈者には教育関係者だけでなく、柏崎の陸上の礎を築いた方もお名前もあります。

来年からの春のスポーツ大会は様子が変わってきますが、陸上競技だけではなく、すべての競技種目で、「柏刈はひとつ」という気持ちをもって、地区大会や県大会で活躍してほしいと思います。

今日、選手として頑張った皆さん、お疲れ様でした。役員として協力いただいた皆様、ありがとうございました。

この部活動の在り方については、今回の私の一般質問でも聞いていく項目になっています。子どもたちの健康、向上心や競技力の向上、教職員の負担軽減、社会体育との連携、加熱する小中学校の課外活動など、様々な視点で中学校の部活動を考えていきたいと思います。

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