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東村山市議会との合同研修会1日目


2年ごとに行われている東村山市議会との合同研修会。2年ごとに柏崎市と東村山市を交互に訪問しています。2年前には東村山市議会議員の皆様が柏崎市を訪れてくださいましたので、今回は柏崎市議会議員が東村山を訪れました。柏崎市と東村山市は42年前にスポーツ姉妹都市になり、22年前には姉妹都市となりました。その後、市議会同士の交流は21年前から行われています。

今日は8時に柏崎市役所をバスで出発し、13時過ぎに東村山市役所に着きました。その後全体研修、分科会研修を行いました。全体研修は「これまでの議会運営・議会改革への取り組み」について両議会の議会運営委員長から発表があり、分科会は4つのグループに分かれ、「議会基本条例の検証と見直し」「議会機能強化」「オリパラのホストタウンへの議会の関わり」「災害時の行政への議会の関わり」をテーマに意見交換を行いました。

私は「議会基本条例の検証と見直し」の分科会へ参加しました。議会基本条例は各議会が独自に制定しているものです。東村山市議会は全部で19条の構成ですが、柏崎市議会は32条の構成になっています。この数が多いから細かくきちんとしているのかといえばそういうものではありませんが、この数からしても自治体によってかなりの違いがあることが分かります。

この見直しについても東村山市は全項目に渡り取り組みを評価し見直しを行っていますが、柏崎市は全てを見たもののその中から検証を要すると判断した項目のみの見直しを行いました。評価シートにしてもそれぞれの実態に合わせたものになっていました。

分科会の中では少し論点がずれてしまいましたが、お互いの議会の審査や一般質問のやり方について聞くことができました。柏崎市と違っていた主なところは以下のところです。

・一般質問は持ち時間20分間。通告はほぼ原稿で提出し、その後の当局側からの聞き取りはない。

・委員会での議案審査でも質問の通告が必要。

・委員会等での議員間討議は今まで行われていなかった。

どんな審査形態がいいのかはそれぞれの議会の伝統や当局との関係などから判断はできませんが、こういう土台があっての議会基本条例の内容やその検証、見直しが行われているのですから、このような情報も必要だと思いました。

会場に到着した時、東村山市議会の雰囲気はお互いを尊重し合い、その中にもフレンドリーで温かさがあると感じました。しかし、協議会や懇親会での話の端々にはそれなりの大変さや苦労も少なくないことが表れていました。議会ですから議論をたたかわせる時は当然あります。しかし、その根底には住民の福祉向上や市政の発展がありますので、自分の主張を押し通すだけの議論ではなく、どこかに落としどころを考えた上での調整が必要になると思います。そんなことは言われなくても分かっていることでしたね。

私が参加した分科会だけでなく、すべての分科会で学んだお互いの市の取り組みのよさを、これからの議会活動に取り入れられるようにしていきたいと思います。

1日目の活動、お疲れ様でした。ありがとうございました。

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