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中央コミセン勉強会(公共施設)

昨年12月から中央コミセンでは4回シリーズで公共に関しての勉強会を行っています。1回目が12月18日で「人口減少対策」、2回目が1月18日で「公共交通」、そして今日が3回目で「公共施設」についてでした。ちなみに4回目は3月1日で「空き家対策」になります。

このような市全体に関わることなのですが、一つのコミセンとして実態を把握し、この地域としてできることを考えていこうとするこのような勉強会は素晴らしいことだと思います。どうしても地域の集まりになると、うちの地区は〇〇だから、△△してほしい、というような陳情・要望の出し合いになってしまいがちですが、中央地区ではそういうことではなく、市全体を見て、考えていこうとしているところが素晴らしいと思うのです。

さて、「公共施設」のことですが、市の公共施設等総合管理計画では、40年間で公共施設の建物の床面積を20%減らしていく、ということが明記されています。その計画は平成28年2月に策定されていますのですでに3年が経っています。公共施設といっても学校や市役所などの建物をイメージしますが、それだけでなく道路や橋などのインフラ関係や公園もあるのです。その公共施設等総合計画に各中学校区ごとの公共施設の数とその建物総床面積が記されています。市内には全部で508の施設があり、総床面積は438,973平方メートルです。

今日、その公共施設の数を改めて見てみました。中央地区には59の施設があるというのです。柏崎の市の中心地域ですから中央地区の住民が主に使う施設ではないものも集まっているので、かなりたくさんあるという印象でした。そして、その59の施設が何であるのかも正直分かりませんでした。その床面積を減らしていくということは、現在ある施設の統廃合を考えていこう、ということでもあり、そのこと自体に異論をはさむことなはいと考えます。しかし、統廃合する施設が地元にある施設を対象にしているとなると、一概に賛成するかといえばそうではなくなる場合もあります。北園体育館の廃止の時も私を含めて北園町としては反対の立場でした…。

今年度からその見直しをコミュニティ単位で行っていこうと進んでいます。これは施設の見直しを施設の性質ごとに統廃合などを見直していくのか、現在あるコミュニティの中で見直していくのか、という時に、コミュニティごとに考えていこうということです。まず、市内全部のコミュニティで見直しを始めるのではなく、今年度はモデル地区として鵜川と西山を設定しています。

いずれにしてもそう遠くない未来に今の公共施設すべてが存続していることは不可能だということを市民全員が共通理解して、市内全体を見渡した立場で議論していけるようになればいいと思います。

講師をしてくださった財政管理課の皆様、ありがとうございました。

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