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極楽寺の市文化財


柏崎市には全国に誇るべき文化財がいくつもあります。モノだけではなく綾子舞などの無形なものも少なくありません。先日は木村茶道美術館へ行き、お茶をいただきましたし、所有している茶器を見せていただきました。本物を使ってのお茶は全国どこに行っても簡単に味わえるものではなく、柏崎の木村茶道美術館ならではのことです。

今日は、若葉町にある極楽寺が所有している寺宝の虫干し公開に行きました。この極楽寺は国登録有形文化財に指定されています。西暦849年からの記録が残っており、現在の本堂は1758年に再建されたものです。中越沖地震で被災したものの修復し2011年に文化財に指定されました。

この極楽寺には市指定文化財として「観経曼陀羅」と「涅槃像」があります。

観経曼陀羅は3m×3mの刺繍で、単瑞上人が1806年に制作を始め1811年に完成したものです。涅槃像は4m×3mの刺繍で、これも単瑞上人が1792年に制作を始め1794年に完成したものです。この2つの文化財はとても大きな刺繍で、すでに200年以上たっており、刺繍の糸が切れていたり修復が必要になっています。

これ以外にも極楽寺には貞心尼直筆の書を含めて後世に残しておかなければならないようなお宝が数多くあります。

虫干し公開は26日まで行っていますので、ぜひ本物をご覧になってほしいと思います。

また、これらの文化財の修復にはお金がかかるものです。こういう文化財の保存にもしっかりと対応していかなければならないと考えています。

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