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シルバー人材センター、福祉保健部子ども未来部との懇談会

今日は文教厚生常任委員会として懇談会を2か所で行いました。シルバー人材センターとの懇談会と福祉保健部・子ども未来部との懇談会です。

シルバー人材センターとの懇談会は毎年行っているものです。今回はこんな説明や話題が出ました。

・シルバー人材センターは全国で1300か所あり、72万人が登録している。登録できるのは60歳以上の方で、全国の加入率は60歳以上の人口の1.7~1.8%。そのうち女性登録者はおよそ30%。一方柏崎市は、登録者1300人、60歳以上の人口における加入率は3.9%。その中で45%は女性。

・会員は年間2000円の会費を支払い、仕事を紹介してもらっている。

・フルタイムで働けない人でも、パートタイムで自分ができるだけのことを行えるようにしている。

・地域の課題を見つけ、民間ではペイできないし行政では手が届かないところの仕事をしている。

・以前は民業圧迫ということも言われていたが、今は民間の方からシルバーに仕事をお願いしてきたりしていて、民業圧迫と言われることは全くなくなった。

・全国1300のシルバー人材センター中41しか行っていない介護の仕事も行っている。

・柏崎市では児童クラブの補助員として23か所の児童クラブで146人が携わっている。

・きらりシルバー応援事業というものに応募し、昨年度から3年間行っている。これは全国で5つしか選ばれていない取り組みである。(この写真の冊子は柏崎市独自で作成したもの)

・実はシルバー人材センターは各自治体ごとに設置して、その自治体在住の方が登録できるものになっている。だから今は刈羽村の人たちは柏崎のシルバー人材センターには登録できない。

その後に行った福祉保健部と子ども未来部との懇談会は、文教厚生常任委員会が県外視察してきたことに対して意見交換を行ったものです。今までこのように視察してきたことに対して議員と当局の方々との懇談会は行ったことはありませんでした。視察報告書として議員がまとめたものは公開していますのでその文面だけが渡っていましたが、こうして直接顔を見ながら話をすることは必要なことなのかもしれません。

ひきこもりに対しての取り組みは柏崎市は全国でも先進的に取り組んでいますので、視察に行っても逆にそのことを聞かれることもありました。しかし、今の体制で十分というわけではありませんので、市民の声として議員に届いていることなども伝えさせていただきました。

また、福祉の窓口の在り方あるいはそこの職員の対応の仕方についても課題があるのではないかという話題も出ました。これには行政特有の「縦割り」が影響しているものだと思いますが、市民にとって困っていることを一つの窓口で解決できるようにしていく事は大切なことです。そのための職員側の専門性だったり、部課署の連携を改善していくことも必要なこととして話しました。そういうことはすでに部長の認識としてはありましたが、全体にわたることなので一つの部、一つの課だけでは何ともしがたいこともあるようです。だからといってそのままではいけませんけど。

これからもこのように市と関わって活動している団体との懇談会をしていき、そこで活動している方々の気持ちや報告書として紙面で上がってくるだけでは見えないものを感じられるようにしていきたいと思います。

シルバー人材センターの皆様、福祉保健部、子ども未来部の皆様、ありがとうございました。

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