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坂田体育館閉館記念式典


いろいろなイベントが中止や延期になっている中ですが、今日は標記の「坂田体育館閉館記念式典」が予定通り開催されました。参加者は20人ほどでしたし、30分の短時間だったので実施したのだと思います。でも、今日、開催してもらってうれしかったです。天気も良かったこともあり、現在売却を進めている中で、けじめをつける意味もあり、この式典を行うことによりいろいろな手続きを進められます。

坂田体育館自体、昭和35年に植木組さんの協力により建てられ、柏崎の体育の一つの拠点として利用されてきました。震災にも耐え、大きな損傷はありませんが、木造でもあり、今後長く使っていくことも難しいと感じます。また、坂田体育館を管理している坂田体育研究所という法人もみなし解散状態でもあり、管理を続けていくことも困難な状況です。そういうこともあり、昨年末から、売却の呼びかけをしています。土地200坪程度で800万円ほどです。その中には現在の体育館の解体費用も含まれています。

今日の閉館式典では、柏崎スポーツ協会の近藤前会長、坂田体育研究所の小山理事、そして坂田四郎吉先生のお孫さんである坂田さんからそれぞれ思いであふれる、深いお話がありました。近藤さん、小山さんとも90歳という年齢にもかかわらず、はっきりとした言葉で、原稿もなく感慨深い話をされ、坂田さんは私も知らない体育館の昔話をしてくださいました。この坂田さんは私の同級生で、小学校の頃から一緒にこの体育館で遊んだ仲間でもありました。

坂田さんの話で、40~50年前、この体育館で体操の会を毎朝行っていたそうですが、その時に歌った「歌」があったそうです。その歌詞を紹介していただいたあと、理事の小山さんがその歌を歌ってくださったのです。こういうことができる、こういう場面に立ち会えたことは幸せでした。

当然のことながら、参加してくださった皆さんは私よりこの体育館への思いは強く、思い出も深いものだと思います。柏崎の体育の父とも言われている坂田四郎吉先生の功績を後世にも伝えていくためにも、その保存に関して考えていかなければならないと思います。ちなみに、坂田四郎吉先生の胸像は陸上競技場に建てられています。

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