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えんま市清掃

14日から16日まで柏崎市は「えんま市」でにぎわいました。昨日もここに書きましたが、えんま市を楽しんだことだけを思い出にするのではなく、それを支えていた人たちのことを考えることも大切だと思います。毎日夜10時頃まで露店は開いていて道には人があふれていました。当然それなりに道にはごみが散らばってしまいます。朝にはそれを片付けている人がいるのです。15日、16日の朝は地域の方々や団体の方々がゴミ拾いをしていました。

今日17日の朝は恒例の「えんま市清掃」を柏崎市立第一中学校の生徒会が中心になって呼びかけ、大勢の小中学生と地域の方々でゴミ拾いや片付けを行いました。第一中学校の近藤校長先生からは「26年続いている活動」「えんま市が始まる前よりもきれいにしよう」と激励があり、生徒会長の言葉でスタートしました。朝5時からの活動でしたが、下の写真のように大勢の方が集まりました。小中学生はもちろん、市の当局の方や地元消防団、多くの町内会長の方々の姿もありました。

約1時間の活動でしたが、見違えるほどきれいになりました。実は開会式の時に第一中学校の生徒から「朝早い時間ですからお休みの方もいるので、静かに活動をしましょう」という注意がありました。そのこともあるでしょうが、参加者はみんな黙々と活動に専念していました。きっと第一中学校では、普段から学校の清掃の時には「黙動(もくどう:口を開かずに活動する)」が徹底されているのではないかと思います。他の中学校の生徒や小学生も大勢参加していましたが、どこの学校でもこういう黙動などは指導されており、当たり前のように子どもたちは身に付けているのだと思います。大勢の仲間が集まるとどうしてもおしゃべりが過ぎることがありますが、そんな様子が一切ない活動でしたので、すごく感動しました。子どもたちの姿を見て大人が学んだような気がしました。

それにしてもタバコの吸い殻の多さに閉口しました。タバコですから決して大きなものではないのですがいたるところに捨てられており、私が拾ったごみの半分くらいの量がタバコの吸い殻になるほどでした。どういう方が吸って、捨てたのかわかりませんが、この吸い殻が露天商の方で食品を扱っている店の方だとすると問題があると思うのですが、いかがでしょうか。

私は今年初めて参加させていただきました。朝早い活動でしたが、疲れも残らず、一日すがすがしい気持ちで過ごすことができました。朝のこのような活動はその日を充実させますね。実は私、中学校で勤務していた頃、朝生徒が登校してくる時間帯の7時過ぎから登校完了時間の8時過ぎまで玄関であいさつをすることと併せて玄関前を掃除したり草取りしたり、冬は雪かきをしたりしていました。今朝の活動で当時のことを思い出しました。それはともかく、参加した皆様、お疲れ様でした。

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