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人権教育、同和教育の推進

今日は柏崎市教育センター研修の講座、「柏崎市小中学校における人権教育、同和教育の推進」をテーマとした研修に参加させていただきました。今回の講座は、新しく柏崎市の小中学校に転入してこられた先生方を対象にしたものでした。先生方は県内のどこに転勤するか分からないものですが、勤務校が決まったらその地域独自に存在している多くの課題を学び、その地域としての取り組みの方向を正しく理解する必要があります。私自身県内の6つの市町村に教諭として勤務した経験からも、その市町村なりに重要視している課題は大なり小なり違っていましたし、そもそも保護者を含めた子どもたちの気質というか雰囲気、価値観も違った感じを受けたものです。今回の研修、特に同和教育に関しては、全国的にも都道府県によって取り扱う温度差が大きいものですし、新潟県内でも地域によりとらえ方には温度差があることは事実だと思います。転勤前の地域のことにとらわれず、柏崎市としての「教育大綱」に則っている「市学校教育実践上の努力点」に従った指導をお願いしたいと思います。

今日の研修会でのお話の中には、長く柏崎市に住んでいたり、市内の学校に勤務していたにもかかわらず初めて聞くような情報がいくつかありました。研修会では、「歴史は消せるものではない」ということ、インターネットによる情報化社会になっていることもあり、「寝た子を起こすな論」での同和教育ではその解消には絶対につながらない、ことを強調していました。今年の2月定例会議で私が一般質問で取り上げた内容と重なる部分が多くありました。

これからも、同和教育を中核に据えた人権教育が確実に実施され、その人権感覚が適切に子どもたちに根付いていき、望ましい行動につながっていくことを願っています。

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