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防災教育学習会

今年になり「防災」が自分の中ではブームになっています。ここにも何回も書いていますが、防災訓練、避難訓練に参加したり、研修に参加したりしています。以前には学校で行われる防災教育は他の教育活動、例えば道徳教育、安全教育、キャリア教育、人権教育、特別支援教育などを包含するようなものではないかと考えている旨のことも書きました。

今日は市教育センター研修の「防災教育学習会」へ参加しました。今までにも小中学校の先生方を対象としての研修会にいくつか参加してきましたが、今日は防災士として研修のお手伝いをしました。

学校現場では多忙極まるなかでしょうが、防災への意識は指導者として常にもっていてほしいことの一つです。そのためにも先生方におかれましては時間を見つけて研修を積んでほしいと思います。

今日の研修は「まちから」で行ったのですが、まず「中越沖地震シアター」で中越沖地震後の72時間、その後の避難所のことをまとめたビデオを見ました。10年経ったのですが、今見ても胸にこみあげてくるものがあります。まちからの地下1階に常設展示してあり、いつでも見れるので、ぜひ大勢の方から訪問して鑑賞してほしいと思います。

その後、「クロスロードゲーム」を通して自分個人の、自分の学校の防災教育について考えました。この活動のお手伝いをしました。左の写真の緑のベストを着ている人が防災士チーム柏崎の人たちです。

以下のようなお題で考え、意見交換をしました。状況の詳細はあえて設定してなく、正解もないので、YESかNOと自分が判断した理由などを話し合いました。

・出勤途中、大地震発生。周囲では木造家屋が倒壊している。勤務先の学校も気になるが、自分の家族の安否も気になる。携帯もかからないので、連絡もできない。あなたは自宅に戻りますか?

・あなたは校長です。勤務先の地元自治会から「12月第一日曜日の地域防災訓練に参加する生徒の様子を見てほしいので、各担任も参加してほしい」と頼まれた。あなたはどうしますか?

・地震で逃げるとき、配偶者がけがをしました。津波警報も発令されています。一人では連れていけません。あなたは助けを呼びに行きますか。それとも一緒にとどまりますか?

・あなたは校長です。1月の寒い日では。震度5強の地震が発生しました。生徒をグランドに退避させました。余震の可能性もあります。あなたは屋外退避を継続しますか、それとも校舎に戻しますか?

何度も書いていますが、詳しく勉強することも大切だと思いますが、まずは防災についての意識をもった生活を送ることから始まります。先生方におかれましては、子どもたちに接するときには、常に防災を意識して活動を組み立ててほしいと思います。

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