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こども食堂

「こども食堂」はすでに全国的に活動が広がってきているものではありますが、その認知は柏崎ではあまり大きな広がりはないように感じられます。このサイトでも今まで市内で開催してきた「こども食堂」については書かせてもらっています。社会福祉協議会が中心になり、総合福祉センターで月1回開催していますし、北園町集会所でも2回ほどその開催をしたことがあります。

いわゆる生活困窮している家庭の子どものための食事、と受け止めている方が多いと思います。実際の目的としてはそうなのかもしれませんが、柏崎のこども食堂に来る子どもたちや家族はそのような家庭状況の方だけではありません。上に書かせてもらってように、柏崎でのこども食堂の認知は生活困窮とセットとなっているようなのです。だからあまり広がらないのだと思うのです。

実際の柏崎のこども食堂は、「みんなで一緒に食事をすると楽しい」というコンセプトで行われています。貧困とか生活困窮とかは関係ありません。家で一人で食事をするより、同じような年代の子どもたちがたくさんいる中での食事の方が楽しいと思います。家庭の方にとっても子どもの表情が明るくなることは喜ばしいことでしょうし、親同士のネットワークも広がっていくと思います。いいことばかりだと思うのです。変な偏見をもたずに、このような機会があれば参加してほしいと思います。

さて、今日はこの「こども食堂」を社会福祉協議会とは別に地域で立ち上げた方に話を伺いに行きました。半田地区の小林京子さんです。

私も子ども食堂の考え方や取り組みには賛同して、可能な限り参加し、その様子を見たり子どもたちと関わってきました。また、ある方からは、こども食堂を立ち上げたい、という相談を受けたこともありましたが、その時は立ち上げやその運営のことはよく分かりませんでしたので、アドバイスをすることはできませんでした。

今日、お話を伺った小林さんは、実際に半田地区で「こども食堂」を今年の1月に立ち上げ、活動を始めた方です。当然お一人でやれることではありませんので、その仲間づくりやスタッフ集めについて、あるいは町内会やフードバンクからの支援のもらい方についてなど、手続きや方法を聞くことができました。今まで疑問に思っていたことについて丁寧に教えてもらえました。ありがとうございました。

だからといってすぐに小林さんのまねをしてできるのか、と言えば、それはノーだと思います。始めるからには相当の「覚悟」と「情熱」がなければなりませんし、支えてくれる「仲間」がいないと踏み出すこともできないと思いました。今日のお話を聞いているだけで、小林さんの「熱量」に圧倒されました。すごいし素晴らしい方です。だから仲間が集まり、実現したのだと思います。

もし、このような「こども食堂」に興味関心がある方、立ち上げを考えている方、スタッフとして協力できる方、などおりましたらぜひ連絡してほしいと思います。今ある「比角」(社会福祉協議会がやっています)、「半田」(小林さんがやっています)地区以外に、この輪を広げていきたいと思います。一緒に活動しませんか?

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