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市教育センター研修(発達に特性がある子ども)

市教育センターでは教員の資質向上のための研修を年間130を超す講座を開いています。教員だけではなく議員にもその案内が来ていますので、私は関心がある講座には参加させていただいています。今日もその研修会として「発達に特性がある子どもへの指導・支援(読み書き障害)」がありましたので参加しました。講師は入山満恵子新潟大学の先生でした。

以下は印象に残っていることです。

・発達障害児は6.5%いるといわれている。

・先生が困る子どもは主に行動面、LDは基本的に知的に保たれているので行動面では目立たない。静かに困っている。

・LDを見つけるツールとしては小学校低学年にはMIM(ミム)、MIM-PMがお勧め。

・日本語での読み書き躓いている子どもはほぼ確実に英語で躓く。日本語では症状が出ていない子どもでも英語になると困難さが顕在化することもある。

・読みの躓きサインとしては「特殊音節」が一つの指標になる。

・昨年度から高校入試ではその高校の校長判断により、入学試験の時間の延長やパソコン入力での解答などにも対応してくれるようになった。ただ、中学校からの申請などはだいぶ難しい。

・子どもが自立していくために、ウィークポイントを理解したら、この時はどうすればいいのかがわかる教育が必要。

大変興味深い内容でした。今の子どもたちは私が教員をしていた頃に比べてもより幅広く支援を必要としている子どもたちが多いのではないかと感じました。でもそう感じただけで本当はそんなに子どもたちが変わったわけではないと思います。私の子どもたちを見る目が変わったのだと思うのです。今は人口減で子ども一人一人がより大切な存在になっているのかもしれませんね。

入山先生、ありがとうございました。

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