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市教育センター研修(LGBTsとの共生) 議会報告会2日目


今日は午後から市教育センター研修に参加させていただきました。テーマがLGBTとのことでしたので、一般質問でも取り上げてきたこともあり、大変興味深く思い、参加させていただきました。

講師に石丸径一郎お茶の水女子大学准教授を迎え、演題を「LGBTsとの共生/多様性の価値」とした講演でした。

ご存知の通りこのLGBTは性的マイノリティとして、Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、Tはトランスジェンダーのことです。これらの人は昔から一定の割合存在していましたが、そのことを隠しながら生活していたり、差別をうけたり偏見の目で見られたりしてきました。しかし、今の社会ではこのLGBTだけではなく、様々なマイノリティをお互いに認め合い、生活しにくい社会を終わらせようという流れです。そのためにもまずはどんなマイノリティの存在があるのかを知識として学び、そういう方々が自分の周りにいることを前提として、そういう方々も不快感をもたない言動をいかにとっていくかを学ぶことになります。当然のことながら子どもたちの中にもこのLGBTをはじめとした様々なマイノリティの存在があるはずです。11月9日に受けた「発達に特性がある子ども」もある意味社会全体から見るとマイノリティです。特に、少数者に目を向けないような政治は政治ではありません。多数派の意向のみを受け入れるような流れがあるのであれば、それは断ち切らなければなりません。それは別の話になります。すみませんでした。以下は印象に残ったことです。

・お茶の水女子大では再来年から戸籍上は男性だが心は女性(トランスジェンダー)の入学を認めることを今年の7月10日に発表した。

・レインボーは自らに誇りをもつセクシャルマイノリティ(性的少数者)のシンボルとされている。色は6色。

・LGBTの基本は、①身体的性別、②心の性別、③性志向、④性表現/性役割のいずれかで少数の分類の人。

・性同一性障害(GID)は病名で診断基準がある。トランスジェンダーは病気ではなく当事者から生まれた言葉。MTFは体は男性で心は女性、FTMは体は女性で心は男性。

・日本では2003年に法律ができ、戸籍上の性別を変更できるようになった。これまでに7809人が認められている。

・学校教育関係では、2010年に文科省から通知が出され、2015年にはより詳細な通知が出され、2016年に教職員向けの資料が出された。

・最近ではLGBTだけではなく、性分化疾患/インターセックスなどを含めLGBTQIAと表したり、LGBTsと表している。

・LGBTsの人は7.6%いると言われている。

・Xジェンダー(エックスジェンダー)という、男性でも女性でもない、という人もいる。

・学校では子どもたちへの配慮が必要だが、LGBTsである教職員が働きやすい学校にしていくことも大切。

今日は大変勉強になった研修会でした。石丸先生、ありがとうございました。

夜は議会報告会でした。今日は「野田コミセン」「松波コミセン」「比角コミセン」で行われました。私は松波コミセンへ参加しました。そこには9人の参加で、各分科会に3人ずつに分かれ、各テーマに深く意見交換できました。

・バスの小型化。スクールバスや施設の送迎バスを日中は使う。

・ワンボックスカーにすると普通免許で対応できるから運転手不足も解消するのでは。

・バス停がなくても自由に乗り降りできるようにしてほしい。

・割引制度を市街地循環バスだけではなく、郊外路線にも広げてほしい。

・柏崎の魅力を発信。

・2つ大学の有効活用。

・働き場の確保。企業誘致、廃校利用。

・1次産業の活性化。

他の分科会でも深く意見交換できていたようでした。参加してくださった皆様、ありがとうございました。

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