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全員協議会「新潟産業大学魅力等向上支援事業補助金について」 町内総会

午前中に全員協議会として新潟産業大学の学長などから、いわゆる公立大学法人化に向けての説明がありました。昨年も行いましたが、今年度の予算を可決する際に、新潟産業大学の魅力向上に向けての取り組みが見えにくくなっていることから、説明を受けたのです。

以前にも感じたのですが、卵が先か鶏が先か的な論争になっている感じを受けました。簡単に示すと、まずは大学自体で魅力的な取り組みを考えて受験者を増やそうとしてから公立化を検討する、というのが市の立場。公立化をすれば受験者が増え、それによって魅力度も向上する、というのが大学の立場。このような印象をもちました。

話を聞いていると、大学自身で魅力度を向上させることに手詰まりを感じているのではないかという印象もあります。お金の余裕ことないが借金もない、と言ってはいますが、今後建物の老朽化等により大規模修繕や維持管理にそれなりの経費がかかる時期になります。その見通しは決して甘いものではないと思います。しかし、その見通しや見積もりは示されていません。修繕等の見積もりが不透明な中、公立化することにより、その経費を市が負担することになることに対しては、市民は納得するでしょうか。

また、副学長からの「今の受験生は偏差値で大学を選んでいる。その中でもまずは公立、難関私立、その他の私立の順に自分のレベルに合わせて受験校を選ぶ。大学自体の魅力は二の次になっている現状があるから、公立化をお願いしたい」という旨の発言がありました。これが現実という考えなのでしょうが、偏差値が低い、受験生に選んでもらえるような魅力はない、と言っているような感じがして、卒業生や在校生が聞いたらショックを受けそうな発言ではないかと思いました。

偏差値が低くても魅力的なカリキュラムであったり、魅力的な先生がいたりすれば、受験生は増えるのではないかと思うのです。説明を聞きながら勝手な想像をしてみました。以下どうでしょう。

○「防災科」「危機管理科」をつくる。地震を経験した市、原発をもつ市としての意義があるのでは。

○文化経済学科の中に「社会におけるアイドルと経済の研究」ができるコースをつくる。はっきりと「アイドル科」でもいい。NGT48やねぎっこなどが活動している県として、経済との関連などを研究できるのではないか。おたくは注目するかも。

○障害者に優しいバリアフリーの施設にし、障害者を積極的に受け入れる。特に地元の障害者にとって学べる大学は必要ですし、その認知度が上がれば全国からの受験生も増えるのでは。

○テレビでも著名な講師を採用し、集中講義を行ってもらう。短絡的な発想ですが、効果はあるのでは。

○附属高校との接続をはっきりさせ、卒業生を積極的に受け入れる。地元の学生を確保するのであれば、このルートを太くした方がいいと考える。

○水球専用プールをつくり、水球練習の環境を充実させる。大学の魅力だけではなく、市への貢献が絶大である。

誰もが考えていることではあると思いますが、小さな変化では改革が目立たず、尻すぼみに終わります。大きな賭けではあると思いますが、思い切った大きな改革をする必要があると思います。

夜に所属町内会の総会がありました。今年は役員交代の年でした。私は顧問という立場での関わりになりますが、新しい今井会長のもと、皆様が暮らしやすい地域になるように、微力ながら協力していきたいと思います。北園町は580世帯ある大きな町内です。ただし、そのおよそ半分はアパートの世帯です。戸建て、アパートと違いはありますが、同じ町内の住民として、「互助」ができる関係づくりを進めていきたいと思います。

また、これまで4年間会長を務めてくださった小池前会長には、議員になりたての頃から大変お世話になりました。これで関係が終わるわけではありませんので、これからもよろお願いします。

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